携帯を強制解約された人が将来家も車も買えない事態に!
大人の普及率はほぼ100%に近い、携帯電話。二台持っている人もいるし、会社から一台支給されている人もいるくらい携帯電話は日常生活の中に溶け込んでいる。また最近では高齢者用の携帯や子供用のキッズ携帯もあって、幅広い世代で利用されている。
携帯電話を持っている若者によくありがちなのが、料金の滞納だ。計画的にお金を使えない大学生などは一度は経験あるかもしれない。料金の支払い方法は、銀行口座から引き落としに設定していても、その預金の残額が不足していたら滞納状態になってしまう。一か月目は通告だけで終わるものの、二か月連続で滞納してしまうと一時的に携帯電話が通話不可能になってしまう。「この電話はお客様のご都合によりお繋ぎすることができません」なんてアナウンスが流れるが、実際はお客様のご都合無関係に強制的に止められてしまっているのである。しかし、こういう状況は若者の間では本当に頻繁に起こることで、わざと滞納したというよりは、支払いをすっかり忘れていた人の方が多い。しかしながらこういう生活を改めないと、将来大変なことになってしまう場合がある。
携帯電話を二か月滞納し、さらにもう一か月滞納してしまうと強制解約をさせられてしまう。その携帯会社とはもう契約できないだけでなく、ブラックリストに載ってしまうことで他社にもそのような情報が流れ、要注意人物扱いになってしまうのだ。本人からしたら、払わなかったのではなく支払いをただ忘れていただけなのになんて厳しいんだ!と逆切れして、他社の携帯を持つようになるだけかもしれないが、じつはこの「ブラックリストに載った」という事実は数十年後にまで影響する。本人が結婚し、車や家など大きな買い物をしようとしたときに、ローンが組めない可能性がでてきてしまうのだ。
大昔の、若すぎて右も左も判らなかった頃のちょっとしたドジな行動、くらいにしか捉えていなかった思い出が今になって足を引っ張るなんて納得できない!しかもわざと滞納したわけじゃないのに!と、どんなに言い訳をしても現実にはローンを組むことが難しい。現代では当たり前になりすぎている携帯電話だが、たかが携帯されど携帯…きちんと計画性を持って使わないと時がたって忘れたころに大きなしっぺ返しが待っているかもしれない。